タニコー株式会社

タニコーは業務用厨房機器メーカーとして、お客様のニーズに合った厨房機器及び厨房のトータルコンサルタントを行ってまいります。

製品メンテナンス

第3回 フライヤーの清掃方法

フライヤーを正しくお手入れすれば、ランニングコストを抑え、さらに、フライヤーの寿命をのばすことが可能です。
日々のお手入れは経費削減にもつながりますので、是非、実践してください。

ご購入より6年以上もしくは一日のご使用時間が長いお客様につきましては、機器の点検・清掃(有償)をすることをお勧めします。
その際にはお買い求めの販売店又は最寄りの弊社営業所までご連絡いただきますようお願いいたします。

油の排油

排油作業は最低でも油温が90℃以下になるまでお待ち下さい。

  1. 油こし網をのせた排油缶を排油口の下に設置し、排油バルブをゆっくりと完全に開き排油を行います。
  2. 排油する際に油がぬけにくい場合は掃除棒(オプション)により揚げカス等に穴を開けるように排油補助を行ってください。
  3. 残った揚げカスは再給油等を行い、油槽内に揚げカスが残らないようにしてください。

排油バルブの揚げカスのつまりの防止のため、排油は毎日定期的に行いましょう。

3. 掃除棒による揚げカスの排除
注意
  • ・高温排油を続けると浸管に油等が焦げ付き擬似的な、から炊き状態になり油漏れをおこし火災の原因となります。
    さらに、油煙等が器具内部に付着しパイロット、メインノズル等の詰まりの原因や器具内の部品等に付着し誤動作の原因になります。
  • ・浸管、そこ、排油バルブを強く押して、キズつけたり、穴を開けると油漏れの原因となります。
  • ・掃除棒使用時は排油バルブを完全に 開いてください。完全に開いていないと掃除棒で傷つき、油漏れの原因になります。

油槽に水(湯)をためる

  1. 排油バルブを閉め、排油口の下に排水を溜めるための容器(バケツ等)を置いてください。
  2. 換気設備(フード等)を運転してください。
  3. 油槽内に水または湯を適正油量ラインまで入れ、中性洗剤(タニコー推奨フライヤークリーナー)を入れてください。
タニコー推奨フライヤークリーナー

タニコー推奨のフライヤークリーナーを使用すれば、手の届かないところにこびり付いた油汚れも、こすらず煮立てて簡単に除去ができ、清掃時間の短縮にもつながります。

  • ●手の届かないところの油汚れも簡単に落ちます。
  • ●煮立てるだけで汚れが落ちやすくなります。
  • ●排水も安全レベル、人にも環境にも優しいクリーナーです。

沸騰するまで加熱

  1. 沸騰させてから、加熱を止めます。
  2. ガスの元栓を閉めてください。
注意

加熱中はフライヤーから離れないでください。蒸発による水量の低下で、【から炊き(異上加熱装置)】を起こし、火災の原因につながります。

槽内の清掃

  1. 排油バルブを開き、湯を抜きます。
    このとき湯面が適正油量ラインと浸管の間になるようにしてください。
  2. 排油バルブを閉じ、適正油量ラインまで水を足してください。
  3. 手順1、2を繰り返し、湯の温度を火傷しない程度までに下げて下さい。
  4. 油槽内をブラシ等でこすり、汚れを落としてください。
  5. 排油バルブをゆっくりと開き、湯を全て抜いてください。
  6. 排油バルブを閉じ、新たに湯を適正油量ラインまで入れ、洗剤をよく洗い流してください。
  7. 手順5、6を繰り返し、洗剤を確実に洗い流してください。
2. 適正油量ライン

お掃除のポイント

揚げカス等の残り
揚げカス等が完全に取り除けない時は煮沸、洗剤等でお手入れをし定期的に取り除いて下さい。
浸管の接合部
浸管と槽との前後の接合部を1ケ月に1度はブラシ等を使い焦げ付きを取り除いてください。
油槽内、浸管に焦げ付きのあるままご使用になと油漏れをおこし火災の原因となります。

清掃終了後
浸管に焦げ付きがある場合は浸管のステンレスの地金が見える程度まで焦げつきを取り除いて下さい。
注意
  • ・厚手のゴム手袋をして保護し、火傷をしないように充分注意してください。
  • ・熱くなっている浸管を急に空気にさらすと、故障する場合があります。
  • ・排油バルブを一気に開くと、熱湯が飛び散り火傷やケガの原因になります。

点検

  1. 排油バルブや機器下に油漏れはないか常に確認してください。火災や機器の故障につながります。
  2. 排気カバー(排気口)が異物でふさがれていないこと、 油が染み込んでいないことを確認し、あれば取り除いてください。火災や不完全燃焼、一酸化炭素中毒の原因になります。